「こころが疲れていませんか?」
今年は気温の上がり下がりが大きく、しかも目まぐるしかったですね。
気候の変化もストレスとなり、思っている以上に疲れが溜まっていることもあるようです。
身体の不調は、自覚はなくても、健康診断など数値として表れる機会もありますが、
数値に異常はないけれど、身体に不調をきたしているという方はいらっしゃいませんか?
何となくだるい、頑張りたいのに頑張れない、思ったように動けない。
・・・そんなときは、こころが疲れているかもしれません。
休日や仕事帰りに好きなことをしたから疲れが取れているはず、ストレス発散しているから大丈夫、そう思うことはありませんか?
気の持ちようで片づけていないでしょうか。
こころの疲れは目に見えにくく、自分では気づきにくいものです。
喪失体験や離婚、退職など、ネガティブな出来事を体験したときに限りません。
結婚や家の購入など、楽しいことや喜ばしいことであっても、こころが疲れることはあります。なぜなら、変化した環境に適応するには、それなりの頑張りが必要になるからです。
また、何かきっかけがあったときに不調をきたすというより、時間が経ってからとか、ほっとひと息ついたころに、不調が現れる場合も多いです。
人には環境に適応する力がありますが、体調やタイミング、取り巻く環境など、様々な要因が重なって、予想外に負荷が大きくなるとか、頑張りが報われないということもあります。
こころが疲れてくると、ため息が多くなったり、好きなことも楽しめなくなったり。
ほかには、 何だかモヤモヤする、考えがまとまらない、悲しい気持ちになる、不安感、イライラする、おっくうになる、気持ちだけ焦る、
また、食欲がなくなった、眠りが浅い、寝ているのに疲れが取れない、
人と会うのを避けたくなる、飲酒の量がふえた・・・
こんなときは、自分のこころに耳を傾けてみましょう。
自分は大丈夫!と思わず、
こころが疲れていないか点検してみませんか?
こころの疲れは、今までの生活スタイルや、考え方、ものごとのとらえ方を見直すようにと知らせてくれるサインでもあります。
ひとりでは気づきにくいときは、カウンセリングでお手伝いします。