「自分のダメなところばかり目につくときは…」
自分のダメなところやよくないところばかりに目が向いて、
「あー、やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込むこと、ありませんか?
それだけでなく、落ち込んでいる自分に対して、さらに、
「こんなんじゃダメだ」と責めたり非難したりすることはないでしょうか。
このようなことがしばしば繰り返され、自信を失ってしまうと、
自分で気持ちを立て直すことが難しくなりますね。
人に話すのも恥ずかしいし、自分の中に引きこもって、
鬱々とした気分に引っ張られ、なかなか抜け出せなくなることもあるでしょう。
そもそも、「自分のここがダメだった」「よくなかったな」と気づくことができるのは、
「今より良くなりたい」という思いがあるからともいえます。
そこから改善点が見つかり、できるように工夫することもできて、
よい方向に向かう可能性もあるはず。
けれども、
「ここがダメだった」という行動や出来事としての話ではなく、
「自分がダメだ」という自己否定に陥ってしまうこともあります。
何をやってもダメな自分、こんな自分は誰にも必要とされないんだ、と。
その背景としては、「何でできないんだ」「お前はダメだ」と言われるばかりで、
よくないところを具体的に考える機会を持てなかったり、
良いところ・できている点を言われたり自分で見る経験があまりなく、
ただただ自分を否定するという習慣が身についている場合もあります。
また、改善してよくなるだろうと思うことを周囲に伝えても、
その意味や状況を理解してもらえないことが続くと、
自分が悪いのかな、自分が間違っているのかもと感じて、絶望的になってしまう。
こんな事態に陥っていることもあるかもしれません。
このような状態になると、
「できている点も見ましょう」「良いところにも目を向けましょう」など、
やった方がいいことだと知ってはいても、
そんな余力は残っていないということは多いものです。
そんなときは、
ダメなところやよくない点に気づいた自分に「ok」と言ってあげる。
いいとかダメとかではなく、気づいた自分がいる、それでよし!という意味を込めて。
まずはこれだけやってみるのはどうでしょうか。
そして、ゆっくり深呼吸をして、気持ちを少しでも整えることができたら、
何がどうダメだと感じたのか、どういう思いがあったのか、
1つか2つ、自分に問いかけてみましょう。
うまく答えられなくても問題ありません。
単語やイメージが頭にぼんやりと浮かぶだけでも ok です。
改善したり何かができるようになるためではなく、
自分自身を深く知ることの助けになります。
そうは言っても、落ち込んで気力が湧かないときや
どこから手を付けていいかわからないときは、
自分ひとりで取りかかるのは難しいかもしれません。
そう感じたら、カウンセリングで一緒に考えてみませんか。
